太陽光発電に集まる期待

太陽光発電は今、様々な理由から注目を集めています。再生可能エネルギーの中でも中心的なエネルギー源として注目され、今家庭から企業まで幅広く普及の裾野が広がりつつあります。

 

再生可能エネルギーの主役

ソフトバンクの孫正義社長がメガソーラー事業に進出したことは記憶に新しいところです。他に楽天なども再生可能エネルギー事業への進出を明らかにしていますね。経済産業省の試算によれば2012年度の再生可能エネルギーによる発電量はなんと!原発2基分にも相当するそうです。この中には風力、水力、地熱、バイオマスなど太陽光以外のエネルギーも含まれますが、やはり太陽光発電による電力が最大のエネルギー源であることは間違いありません。

 

再生可能エネルギーの普及を進める上で、障害になる問題は
1.発電コストの問題
2.安定的な発電量の確保の問題
3.絶対的発電可能量

 

などの問題があるでしょう。

 

この1〜3の条件をバランス良く満たすものが太陽光発電なんです。
水力や風力では2の安定した発電量を賄うのは困難ですし、そもそも発電所の設置場所が非常に限られてしまうため、3の条件を満たすことは不可能に近いでしょう。

 

地球温暖化防止・CO2排出削減へのアプローチ

日本政府は国際社会に対し、『二酸化炭素の排出量を2020年までに1990年比で25%削減する』という中期目標を掲げています。途上国やアメリカ、中国などが地球温暖化防止の取り組みに参加することを条件にしていましたが、事実上我が国の国際公約として存在しています。「

 

しかしながら昨年おきた東日本大震災と、福島原発事故により日本国内の電気を取り巻く環境は当時と一変しています。当時は原子力発電による電力供給を電力政策の柱に据えた上で、CO2排出量の多い火力発電への依存度をを押し下げることを、CO2削減の最も大きな捻出源として考えていたからです。しかし実際には国内で稼動する原子力発電所は大飯原発の1基のみ、これも夏場の電力消費が増える時期を乗り切るための緊急避難的措置、の色合いも濃く、秋以降に他の原発が稼動できるかどうかも全く持って分からない状況が生まれています。

 

地球温暖化を防ぐためには火力発電(CO2排出)を減らす必要があります。
放射線による環境汚染や被害をこれ以上出さないためには原発をとめる必要があります。

 

安全で快適な生活を守るために必要な電力を生み出す手段が今、逆に私たちの安全を脅かしているというのは本当に皮肉なことだと感じざるを得ません。そんな中これまで以上に再生可能エネルギーに注目が集まるのは自然なことでしょう。

 

太陽光発電の普及は脱原発、地球温暖化防止といった緊急の課題を克服するために必要なアプローチであることに疑いの余地は無いはずです。

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